Ambra Griseaアンブラ グリスィア(竜涎香・マッコウクジラの腸内で生成)

ホメオパシー個人セッション09055294027
アンブラ・グリシア
あなたは恥ずかしがり屋ですぐ赤くなる

みんなといると怖いし

自分が醜く思えて

みんなから隠れたりするのね

自分のトイレでしか

ウンチもおしっこもできないし

戸惑いやすいのね

ひとりでいたいのね

過ぎ去ってしまったことをくよくよして

悲しんだり、失敗で死にそうな気分になったりするわ

音楽を聞いたりすると

震えがくるし咳も出るし

もうほんとに興奮してしまう

熱が出て神経質になってしまう

笑いかけられるともっとひどくなるわ

話しかけないようにしなくちゃ

混乱させてしまうだけだもの

そんなことすれば早々と老けてしまう

アンブラ グリスィアは恥ずかしがりやさんで

どんどんぼけていくわ


リュウゼンコウ

恥ずかしがり屋で感じやすい傾向
早発性痴呆、神経衰弱、老年痴呆、精神神経症
気おくれ、臆病
些細な原因で震えたり、困惑したり、興奮したり
迷走性の症状

歴史的背景

マッコウクジラから採取される松脂に似た一種の香料
ジャコウに似た風雅な芳香がある



Materia Poeticaインデックス
リュウゼンコウ

深海から生まれた高貴な香料
     竜涎香(りゅうぜんこう)とは

出典:AMBERGRIS(Randy D. Ralph)

昔、ローマ人やギリシャ人は、海岸に流れ着くもので貴重なもの、高価なもの、そして利用価値の高いものとして琥珀(こはく)と竜涎香を挙げていました。これらは黄色く、琥珀色している外観から共通点があるので何か同じ物から出来ていると考えambergrisと名付けていました。
 また、マルコポーロの東方見聞録にも竜涎香の記載が見られます。
 一方、中国では、深海にひそむ竜が安息の眠りの中で香り高い“よだれ(涎)”をたらすと考え、これをイメージして竜涎香と名付けていました。
 日本でも、古代から竜涎香を知っていてお香の材料にしていました。それを西洋人の耳には、kunsurano fuu(原文のまま)、「クジラの糞」という言い方も聴いています。



マッコウクジラの腸から見つかった竜涎香の塊

 この竜涎香は、大海原に浮いていたり、海岸に打ち上げられていたものがあり、色は黄色味を帯びた灰色、灰色、黒色などがあり、それぞれgolden、grey、black等の等級がつけられており、黄色みがかった灰色のものが最高級品と言われています。
 マッコウクジラの体内で作られたものですが、他の動物性香料と違い、排泄物臭や刺激臭がありません。温和な乳香様のバルサム臭があり超高級な香料として金とほぼ同額で取引されています。竜涎香の値段で高い時期は1948年頃で、金の8倍にもなったようです。
 竜涎香はマッコウクジラが餌にしている深海のダイオウイカなどのイカ類の未消化部位(カラストンビ)に腸からの分泌物が取り巻いたものが排出されたもの(糞)です。排出された当初はカラストンビが埋め込まれた大理石のように明るく蝋のようで灰色の塊ですが、太陽にあたり空気に触れると急速に酸化して硬くなります。ですから長く海面に漂っていたものほど良質になると言われています。



マッコウクジラの腸から出てきたイカのクチバシ

 竜涎香の香りは高貴であるとともに永く良い香りを保つことで知られており、40年前に香りを付けられた本の良い香りが残っていた。手に付けられた香りが日に数度の手洗いを経ても数日間香りが残っていた。と記載されています。
 竜涎香の香りは1820年に 2人のフランス人の化学者、ジョゼフ-ビエナイム カレントとピアー-ジョゼフペレティアは、最初に竜涎香の主要な香りの成分を分離して人工的に香りを作り出すことに貢献しました。




 これまで竜涎香の多くは、アフリカ、インド、日本、スマトラ、ニュージーランド、ブラジルなどの洋上及び海岸で発見されています。捕鯨が盛んになってからは捕獲したマッコウクジラの腹部から竜涎香を取り出すことが多くなり、捕鯨国日本及び旧ソビエトが最大の産地となりました。しかし、腹部から取りだした竜挺香は決してよい匂いとはいえず、長期間海上を漂流したものが珍重されています。


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 アンバーグリス(竜涎香)りゅうぜんこう

 アンバーグリスはマッコウクジラの体内で発生した病的な生成物からなる動物性の香料です。マッコウクジラの好物のイカのくちばしが、体内にささり、その部分が結石となって体内に出来たり、体外に排出された物がアンバーグリスであると言うのが現在の一般的な説となっています。例えばクジラが死んで他の魚に肉を食べられてもその結石だけは残り、海面に浮遊しているか、海岸に打ちあげられたりして発見されます。体内にあるものは捕鯨が盛んな頃には解体時に発見され、捕鯨業者が取扱っていました。

 灰色のもが最高とされ、次いで青色または黄色、その次に黒色という順に等級が分かれたいます。アンバーは琥珀という意味でクジラの排出物が琥珀に似て灰色をしていることから「灰色の琥珀」すなわちアンバーグリスと名付けられました。

 紀元前より宗教儀式に用いられたとされていますが、7世紀初めアラビア人によって香薬としての価値が見い出されたと言われています。当時はアラビア海沿岸、東アフリカ沿岸、ペルシャ湾、インド洋の各地の海面や海岸で発見されていました。中国へは唐の末期アラビア人によって伝えられ、「竜の涎沫(よだれ)の固まったもの」を意味して竜涎香と呼ばれるようになり、日本へは室町時代に渡来したと思われます。

 線香には、白檀と特に相性がよく、高級線香のみに使われて来ました。線香のラストノートにもよく使われますが、1984年以降、商業捕鯨の全面禁止により新しいアンバーを手に入れることは、不可能に近い状態になり、現在ではムスク同様、科学香料で補われています。

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