看病疲れのかたのホメオパシー

ホメオパシー個人セッション09055294027
看病疲れのためのホメオパシー
高齢者時代です。
大切な肉親をご家庭で看ていらっしゃるかたがたくさんいます。
その方への愛情が深ければ深いほど精魂込めた看病が続きます。

でも、ときには他の方の手も借りましょう。
ショートスティやディサービスなども手助けをしてくれるでしょう。

でもどうしても疲れが抜けず、本当の自分の体ではないような症状が続いたときには、ホメオパシーレメディの助けを借りるのもいいことです。

たくさんの方がこのレメディで癒されています。心身が再び愛にあふれはじめれば、また優しい心で看病に臨むことが可能になっていきます。

こんな働きをしてくれるものはレメディ以外にはありません。

西洋医学的な薬はただ押さえつけるように体を眠らせるだけです。あと味がわるいし、体の芯にはまだまだ疲れが残ってしまいます。ぼんやりだるい体を引きずって、また看病が始まる・・・そんな体験をした方は多いはずです。

ホメオパシーは違います。

似たものが似たものを癒す・・・

ホメオパシーのレメディは、看病でくたくたになったあなたにどこまでも寄り添い、深い受容と共感であなたの物語を暖かく受け止めてくれるのです。
肉親を看病して疲れた方のために

インド毒麦  Cocc.  コキュルス

インディン・コクルス(インド毒麦)は別名「看護士のレメディ」とも呼ばれていて、病人の介護に疲労困憊したかたに用います。毒麦とあるのでイネ科?と思われがちですが、つる性のつづらふじ科の植物です。聖書にある毒麦とは違います。

さて、このCocc.ですが、昔から南インドでは漁師さんが海にまいて魚を気絶させ漁をしていました。魚が並行感覚を失ってふらふらになるところを捕るのです。猛毒のピクロトキシンのなせる技です。

この猛毒がレメディになると乗り物酔いやつわり、時差ボケ、不眠からくる気疲れ、方向感覚の喪失などの使われます。

とりわけ肉親の介護に精魂尽きはてぐったりしながらも、なぜか無性にビールが飲みたくなるようなかたに使われます。

このタイプの症状は腰痛を伴い、時間がゆっくりと過ぎ去る感覚や、卵の匂いで吐き気や気分が悪くなったり、強いめまいがあったりします。喉に何かがつかえている感じがあったり、あまりにも衰弱しているので飲み下すことすらできなかったりもします。胃の中がぽっかりとくぼんで空っぽな感じもします。
めまいは寝ても覚めてもよくなりませんし,動くととても悪くなったりします。

吐き気は口の中に金属的な味がしたりするのでだいたい何を見ても食べても気分が悪いのですが、とりわけ卵やたばこの匂いがいけません。

すべてこれらの症状は中枢神経に不調があったときの神経過敏状態でおこるものです。もっと振興してしまうと、脚のけいれんや麻痺を起してしまいがちです。

つわりでこんな症状があったら使ってみましょう。海外へ移動して疲れすぎたり方向感覚がなくなったりした時もいいですね。

それとペットの乗り物酔いにはとてもいいレメディです。車に乗せて移動する前後に飲んでもらいましょう。ペットは実際に吐かなくても、よだれを流してイライラしているものです。

老人が老人を介護しなければならないような高齢化の時代になってきました。限界の限界まで介護をしなければならない高齢者に、Cocc,は役に立ってくれそうです。臨床で使った経験ですが、その方は高齢のお母さんを看ていたのですが、ビールを隠れて飲むようになり疲労困憊していたのですが、レメディを使うと正体不明のようにこんこんと眠りました。それが3日間くらいお昼寝ごとに熟睡して、その後はしっかり気持も体もたてなおされ再び介護に取り組むことができました。

誰が代わってあげることもできない肉親の介護ですが、ハードの部分はできる限り他人にも手伝ってもらって、肉親はソフトの部分だけでもきっちりとフォロウできるといいですね。



Cocc. コキュルス・インド毒麦の使い方PartⅡ
Cocc.は介護疲れに使うことはお伝えいたしましたが、他にも生理のときにこんな使い方があります。

★月経痛
★大量で暗い月経
★間欠的疝痛を伴って凝固する傾向のある月経
★子宮を圧迫する痛みがあって、そのあとに痔になる
★化膿してばーっと大量に出るおりもの
★月経の間はとても弱って話すこともできない
★月経の間はとても弱って立つこともできない

これらはあくまでも対症療法的な使い方です。
レメディを効果的に使う時には、全体像をつかみながら使うのが大切なことは言うまでもないのですが、Cocc.は対症療法的に使える便利なレメディでもあります。

たとえば骨折のレメディSymph.シンファイタムは緊急の骨折にとても重宝するレメディですが、自分はとがめられている、という精神状態が不随することがプルービング(ホメオパシーの人体実験)で分かっています。

骨折して体の芯が折れたように感じた時は、人間は立っていられないし、よりどころがなくなるものですから、存在そのものを脅かされた気持ちになってしまいます。

そんなときに何か存在してはいけないような気持になってしまうのも不思議ではないですね。これがホメオパシーでいうDelusion(妄想)ということです。

こうした心のありようは、レメディを決めていくときにとても威力を発揮します。とりわけ、奇妙でまれで特徴的な(SRP)心のありようからは、すーっとレメディが導き出されたりします。

たとえば周りが全部敵に見えるというDelusionを持つレメディの代表選手にはMerc.水銀があります。

ホメオパシーではそれぞれのレメディに他のレメディにはないキーワードがありますから、ホメオパスはレメディを探す時にそこを見逃すわけにはいかないのです。
Cocc. コキュルス・インド毒麦の使い方PartⅢめまい
めまいとホメオパシーのお話です

Cocc.は目まいにもよく使われます。

まず、めまいが起きる時をイメージしてください。

たとえばTVの画面をジッと眺めていて、ふっと視線をはずし、他の物に目を泳がせたり、忙しくうごいているものから目を外したり・・・その瞬間、視野が少し揺れる時があります。

軽いめまい感です。

いうなれば時間や空間が歪んで慣性のズレが生じる時です。意識がすれ違う感覚ですね。

そうするとめまいが起きてくるのですが、乗り物酔いや、時差ぼけや不眠状態でも同じことです。

自分が乗っている乗り物の速度と、自分の内なる自然のリズムや速さ
が何かの拍子にずれて感じられるのです。当然体は混乱して、現象としてその混乱がめまいになって起きてくるのです。

自分の内なる時間とズレが生じてしまっている時間に体を適合させなければならないのだから、どこかで穴埋めをしなければならない、バランスを取り戻さなければならない、その結果生じるもの、それがめまいです。

そういう症状が起きているときにはCocc.の登場になります。

どんな場合でもこのような症状が合っていれば、Cocc.の登場ということになってきます。Cocc.で改善されるということになります。

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めまいとホメオパシー