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メスメリズムと気功

ホメオパシー個人セッション09055294027
メスメリズムと気功
メスメリズムと気功とホメオパシー/ 気功瞑想を生活に取り入れましょう

ホメオパシーの創始者ハーネマンが著したホメオパシーの聖典オルガノンに、とても興味のある記述があります。メスメリズムです。


手をすり合わせ、その手で体に触れないように、体の上部から下へと手かざしをしていく、それが治療になる・・・・

ハーネマンは知っていたのですね。太古からある手当の方法を・・・

気功はまさにその世界です。

自分の手で集めた気を全身にめぐらせていくのが、例の気功ダンス、そしてその気を閉じる時にやる終功のための陰陽マッサージは、自分で自分の気を宇宙の気と通底させ常時循環させていく方法です。

ホメオパシーと気功はどちらもエネルギー医学なのですが、オルガノンで語られたメスメリズムの世界が、それをきちんと物語っています。

気功を修練していると、ぴりぴりした体感を感じます。そして終功の際のざわ~と体に何かが入っていく体感が、おぬし、なにもの?という印象をいつも感じていたのですが、メスメリズムそのものの体験なのですね。

気功を修練することは体にホメオパシーのレメディを感じることなのです。

つまり、レメディを飲まなくても、私たちはホメオパシーを実践できることになります。病んだ人に気を入れられる気功師はホメオパスなのですね!

SAHHOに集う方たちが、気功師の主宰者から、なんだかホメオパシーの勉強よりも気功をならいたいようなそぶりをみせることがあります。オルガノンを読んでいなくても、気とレメディの関係をどこかでとっくに分かっているのですね。


簡単な気功瞑想法をお伝えします。

1、まず、背筋を伸ばしきちんと座り、瞑想のポーズを取ります。
  眼をつむり、鼻から大きく息を吸って、口から長く細く息を吐きます。
  これを数回繰り返します。
2、軽く眼を閉じて、しばらく瞑想をします(宇宙とつながるイメージです)
3、両手を36回温まるまでこすりあわせて、その手を顔の前にかざします。
  右に36回、左に36回気持の上で回転させます。
  気をめぐらすのですね・・・     
  美人にな~れ❤ と念じつつ、なんていいかも知れませんね!
4、再び手をこすりあわせ、自分の気になるところ、痛いところ、悩んでいる  ところにかざします。  
  そこで右に36回、左に36回気をまわします。
5 終功です。両手を重ねて丹田に置き、そこでも気を回転させます。

お顔がつるつるしたり、気になる箇所が気にならなくなったり・・・

是非やってみてください。


なお、気功を終える時にする動作、気功の気帰太一、つまり気を大元に戻す動作に使われる陰陽マッサージはかならず行うようにしてください。




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<参考>

陰陽五行思想の論理

「陰陽五行思想」とは「陰陽思想」と「五行思想」を組み合わせたものである。

「陰陽思想」は古代中国神話に登場する帝王「伏羲」が作り出したものであり、全ての事象は、それだけが単独で存在するのではなく、「陰」と「陽」という相反する形(例えば明暗、天地、男女、善悪、吉凶など)で存在し、それぞれが消長をくりかえすという思想である。

一方、「五行思想」は夏の創始者「禹」が発案したものであり、万物は「木火土金水」という五つの要素により成り立つとするものである。

後に斉の陰陽家鄒衍により5つの惑星と、さらにその後様々な事象と結び付けられ、陰陽思想と五行説が統合されて観念的な陰陽五行思想として完成する。

五行相生・五行相剋

五行思想の特徴は、「相生」と「相剋」という、それぞれの要素同士がお互いに影響を与え合うという考え方である。

相手の要素を補い、強める影響を与えるものを「相生」、相手の要素を抑え、弱める影響を与えるものを「相剋」という。

注意しておきたいのは、「相生」は相手を強めるので常によい、「相剋」は相手を弱めるので常に悪い、という捉え方ではないことである。


五行相生

「木は火を生じ、火は土を生じ、土は金を生じ、金は水を生じ、水は木を生ず」という関係を『五行相生』という。

木は燃えて火になり、火が燃えたあとには灰(=土)が生じ、土が集まって山となった場所からは鉱物(金)が産出し、金は腐食して水に帰り、水は木を生長させる、という具合に木→火→土→金→水→木の順に相手を強める影響をもたらすということが「五行相生」である。


五行相剋

「水は火に勝(剋)ち、火は金に勝ち、金は木に勝ち、木は土に勝ち、土は水に勝つ」という関係を『五行相剋』という。

水は火を消し、火は金を溶かし、金でできた刃物は木を切り倒し、木は土を押しのけて生長し、土は水の流れをせき止める、という具合に、水は火に、火は金に、金は木に、木は土に、土は水に影響を与え、弱めるということが「五行相剋」である。