鉱物の周期律表はよく知られているけれど、植物の周期律表もまた、とても興味深い世界になっています。Michal Yakir という植物学者・ホメオパスが表したWondrous Order_An Introduction to the Table of Plants inHomeopathy_では、植物のspecies(種)に基づいて植物が分類されています。鉱物の周期律表をホメオパシー的に解釈する方法はJan Sholtenが詳しく表していて、縦2列目は母親との分離がテーマになりますが、植物で同じテーマを持つのがOpium(けし)に相当していきます。これは幼少期のテーマです。クラシカルホメオパシーではたった一つのレメディを選んでいく方法をとり高度な熟練が必要とされます。そういう時に、マテリアメディカを読み込んでいくとともに、こうしたメソッドもとても助けになります。当てはまりそうなレメディを何種類も多重投与していく流派とは全く違うアプローチは、クラシカルホメオパシーの醍醐味で、選ばれた一種類のレメディのもたらす深い癒しは、人生の意味までも気づかせ、心身とスピリットに及ぶ圧倒的な治癒を約束してくれます。現在、薬では難儀な精神科の治療にホメオパシーが食い込んでいけるのは、こういうところにもあるのですね。
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