ホメオパシーレメディとは何でしょうか?

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レメディとは?

 ホメオパシーレメディ(ホメオパシー薬)とは同種療法ホメオパシーで使うレメディ(薬)です。


ただしいわゆる薬(Drug)とは違って、中には一切の成分が入っていません。

いわば物質のエネルギー化によって得られたものです。

ホメオパシーレメデイがなぜ効果があるのかについては、現在の科学では証明されていません。

長い実践で効果があることしか明確ではありません。

量子力学的に解明しようとするアプローチや水の転写効果によるものだとする説もありますが、どの説も帯に短したすきに長し。

英国のBBC放送局がホメオパシーレメディの効果がなぜ起こるのかを解き明かしてくれたものに賞金を懸けているなどという話もあります。

しかしいまだに賞金は誰の手にもわたっていないようです。

ホメオパシーレメディの作り方や成り立ちに関して、このページで解説していくことにします。

ホメオパシーレメディの作り方
まず最初に、植物・動物・鉱物などの自然にある物質をアルコール溶液で抽出させて、チンキを作ります。

これを母液(マザー・チンクチュア)と呼びます。

この母液を10倍、または100倍に蒸留水で希釈し、激しく振ります。

10倍希釈の場合は「1x」、100倍希釈の場合は「1c」と呼ばれるレメディが出来上がります。

家庭などでもっとも頻繁に使われる30cの場合は、100倍希釈を30回繰り返してできます。

これは1060倍、つまり0が60個もついている希釈倍数です。

アボガドロ数はおよそ1024なので、1024倍の希釈を超えた段階で、分子としては存在しないことになります。
ホメオパシーレメディに入っているものは高度な情報です
ホメオパシーレメディは、飲みやすいように甘い乳糖に希釈液をしみこませてあります。

アボガドロ限界を超えた高度な希釈をしているので、物質的には水以外には何も含まれていません。

乳糖の粒にも乳糖以外に何も含まれてはいません。

そこには水に写し取られた高度の情報だけが入っているのです。

私たちは、何かいい知らせを聞くと嬉しくて健康になり、悪い知らせを聞くと落ち込んで気が滅入り病気になってしまいます。

おなじことがホメオパシーレメディにも言えます。

レメディに宿っている高度な情報が、私たち人間に健康を与えてくれます。

レメディは私たちの健康への秘密のカギを開けてくれるのです。
薄めればうすめるほど効果が高くなる理由
ホメオパシーレメディには30cという一般的に使われる10の60乗倍に薄められたもののほかに、10の200万乗倍というように天文学的な薄め方をして出来ているものもあります。

それほど薄めたものがなぜ効果があるのか、ということについては未だに解明されてはいません。

しかし、どのようにすれば効くかということについてはかなりわかっています。

現代医学の麻酔のメカニズムはわかっていないけれども、どのようにしたら麻酔ができるかがわかっているのと同じようなものだと考えてみてください。

ホメオパシーの臨床では、レメディの効果は数えきれないほどのデーターで実証されています。

眼には見えない生命のエネルギーレベルに働きかけることができるのはただひとつ、エネルギーでなければならない、ということをまずここで認識しておきたいと思います。

エネルギーにはエネルギーというレベルでなければ効果がないということです。

これは、同じ階層レベルでのみ互いに効果を及ぼし合えるという宇宙の法則です。

極端に薄められてできたホメオパシーレメディには物質のスピリットが情報という形で入っています。

この目に見えない情報・エネルギーこそが生命を貫くエネルギーに干渉作用をはたしてくれるのです。
薄めるほど効果が高くなる、これは常識を超えた挑戦状です

常識をもう一度覆しましょう。

ニュートンのリンゴの話は有名です。

彼が万有引力の法則を発見した時には、月と地球が互いに影響しあっているなどと誰も思いもよらなかったし、科学ではなくオカルトだと当時は糾弾されたものでした。

病原菌には手洗いが効果的なのは今や常識ですが、200年前のイギリスでは、産褥熱予防のために手洗いする医師も、ニュートンと同じようにオカルト扱いされたという歴史があります。

妊産婦の部屋の前で手を洗うのは、死者の家の前で十字を切る僧侶のような儀式めいたしぐさにみえたのでしょうね。

病原菌の発見はその100年あとです。その病原菌にしても、発見から現在まで100年しかたっていません。



ホメオパシーはプラシーボ?それは二重に間違っていることになります
ホメオパシーをプラシーボ効果だと揶揄する人たちがいます。

まず、プラシーボ効果は大変効果の大きなものだということに気がついてください。

信じたり祈ったりすることだけで病気が治っている事例がたくさんあります。

こうしたことで癒えるという生命の働きとは一体どういうものなのでしょうか。

今後大いに科学されなけれなならない分野のような気がしませんか。

一方、ホメオパシーは犬や猫などの人以外の動物にもよく効きます。

イギリスの農場ではホメオパシーは日常茶飯事のように使われています。

牛にお乳がもっと出てほしい、山羊の毛がもっとふさふさと生えてほしい、などの時にも。

でも決して家畜たちは信じたり祈ったりしているわけではありませんね。

つまりいわゆるプラシーボではない、ということになります。

これらのことからわかること、それは、ホメオパシーが人間・動物・植物という種を超えた大きな生命エネルギーに直接働きかけているものだということです。

手塚治虫の漫画に火の鳥という作品があります。

どんな小さな生き物にも、鉱物や植物にも命は脈々として存在します。

そのような宇宙の森羅万象をつら抜くなにか言い知れないほどに大きな象徴として描かれる火の鳥のイメージは、まさに種を超えた大きな生命エネルギーの象徴であるかのような印象があります。

そして火の鳥にきらめきまつわり流れていく光の粉、あれこそがレメディをあらわしているようでもあります。

モダンホメオパシーの旗手、インドのラジャン・サンカランが説いた経験のレベルの7番目は仏性ですが、そこでは生きとし生けるものが渾然一体になっているかのようなエネルギーレベルをさし示しています。

私たちは大いなる生命エネルギーに浮かびまとわりつき、時には離れ時には同化し、しかし決して見失うことなく流れ流され貫き貫かれながら、悠久の旅を続けている生命体の一部であり全部なのかも知れません。

部分は全体であり、全体は部分であるという古からのものの道理に従いながら。


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