ゆり科のレメディ Liliflorae
ゆり科のレメディについてお話します






おもなレメディ
Verat. ベラチュラム
Colch. コルチカム
Croc.  クロッカス
Lil-t. オニユリ
Sabad. サヴァデイラ
Aloe.  アロエ
Allium-c 赤タマネギ


{ゆり科の植物について}
ゆり科と言えば、白い美しい大きな花を想像しますが、他にもオニゆりなどというちょっとタイガーの模様をつけたゆりもあります。
ホメオパシーではどんなファミリーの仲間かで、共通した概念を持っているのが観察されますが、ゆり科の植物に共通したことを述べてみます。

ゆり科のレメディが作用するところは感覚器官で、たくさんの鼻の問題を抱えています。

押し出される、とか、追い出されるとか、何か排除されたような感覚を持っています。

だからきつくしがみつかなければならないことになりますが、反面ではおしやられてしまうために、自分は動かなければならない、という感じも持ってしまいます。

そういう状況は本人にとってはどちらもあまり歓迎されないので、何とか魅力的に振る舞い、何かに所属したり、一部になったり、含まれようとしたりします。

ゆり科のレメディには、アロエ、コルチカム、などが有名ですが、一人っ子にまつわる物語に富んでいます。

一人っ子は大切に育てられてきたから、どこかとても暴君でもいいようなところがあります。無視されたりすることに耐えられません。無視されないために魅力的にふるまう方法を早くから身につけます。

ゆりは清浄の象徴ですが、清浄でいられなくなった時、つまり、自分の権力を無視されたりした時に、病気が始まるようです。


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