韓国ホメオパシー事情

お隣の韓国では、ホメオパシーレメディが医薬品に認可されて3年になる。

それを受けて医療従事者たちのホメオパシーへの取り組みが活発になり、ホメオパシー先進国から指導者を募り教育に乗り出している。

国立の看護大学ではホメオパシーの講座が設けられ始め、看護師が処方者として活動し始めた。

日本のお寒い事情とは雲泥の差で、かくも活発にホメオパシーが医療に取り込まれつつあるといのも、新しい力のある国の追い風となる。

大震災、原発事故以来全てに低迷している日本とは大違いで、ホメオパシーよ、お前もか、という感じが否めない。

こういう時代だからこそ、新しい機運に敏感でああってほしいものだが、経団連の旧態依然の動きを見ても、何かが新しく動きはじめているとは到底思えない。

若い人たちの雇用形態、ワークシェアリングの導入、オランダよりもはるかに遅れてしまった福祉や教育。

ヨーロッパがとうの昔に達成してしまったことを、この日本が30年遅れて追いつかなければならない現状だ。

企業独占のような医療の世界にも新しい風が吹いていかない限り、今後の日本の世界での活躍も難しいかもしれない。